BCJ「ミサ曲ロ短調」を終えて

先日7月20日に、バッハ・コレギウム・ジャパンの「ミサ曲 ロ短調」サントリーホール公演が、おかげさまで無事に終了いたしました!

(X、BCJ公式アカウントより)

 

今回は定期演奏会であり「BCJ創立35周年特別企画」という、BCJにとって節目の演奏会でした。
当日はサントリーホールを埋め尽くす、ほぼ満員のお客様に恵まれて、大変華やかであり、あたたかい空気に満ちた演奏会になりました。ご来場くださった皆さま、心より御礼申し上げます。

 

演奏会を終えて2日経ちますが、実はまだ体の疲労は残っていて、頭の中で「ミサ曲ロ短調」がエンドレスで鳴り響いています…😅これはよくあることですが、言葉どおり「全身全霊」で演奏した証拠でもあると思っています。

 

普段からすべての演奏会に、その時のベストを尽くして取り組んでいますが、その中でもBCJの「ミサ曲ロ短調」には特別な感情を抱かずにはいられません。

 

…というのも、私のはじめてのBCJとの出会いも、2007年3月21日に藤沢市民会館で行われた「ミサ曲ロ短調」だったからです。

 

当時高校生だった私は、バロック音楽が大好きな少年で、近所の図書館で小学館から出版されている分厚いバッハ全集を借りては、アーノンクールやレオンハルトのカンタータの録音を、片っ端からMDにダビングするほど、バロック音楽にどハマりしていました(いま考えるといわゆるオタク!?)。

 

もちろんBCJの録音も何度も聴いて、ラジオでもいつもBCJの演奏が流れないか…とチェックしていました。

 

近所の藤沢市民会館での「ミサ曲ロ短調」のチラシを目にした私は、「これは行くしかない!」と思い、学生券を握りしめて会場に向かい、ホールの2階席から見下ろす「鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパン」は、米粒のように小さかったはずなのに、ミーハーな高校生にとってはとても大きく、また輝いて見えました。

 

はじめてライブで聴いた「ミサ曲ロ短調」は、漠然と1枚の大きなキャンバスに描かれた「大作」のように感じたのを覚えています。

 

あれから18年、憧れていたBCJの一部となり、あの漠然とした「大作」も、今ではそれがひと筆ひと筆の組み合わせで成り立っていると感じられるようになってきました。

 

35周年を迎えたバッハ・コレギウム・ジャパン。

 

18年前のミーハーな高校生とは立場は違えど、今でも常に私を成長させてくれるバッハ・コレギウム・ジャパン、そしてBCJを支えてくださるすべての方々に感謝しています!

 

Lesson

オーボエ奏者 荒井豪 レッスン
お子さまから音楽大学入学を目指す方、大人の趣味として始められる方まで、年齢やレベルを問わず生徒さんを募集しています。
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BCJ「ミサ曲ロ短調」を終えて” に対して2件のコメントがあります。

  1. 鈴木夏美 より:

    豪君、素敵な文章をありがとう。朝から音楽室に来てリードの手入れをしていた豪君を、懐かしく思い出しました。20日の演奏会おめでとうございました。私も何やかやと忙しく飛び回っています。毎月第4週後半は湯河原のホームでの合唱指導で出かけます。都心や夜の演奏会はご案内いただいても、なかなか出かけられずご免なさい。
    この暑さの中だけど、益々活躍している豪君の様子に元気をもらっています。
    次の演奏会で会える日を楽しみにします。

    1. 荒井豪 より:

      夏美先生、
      コメントありがとうございます!
      まさに先生にお世話になっていた高校時代のあの時の話でしたね。当時の合唱の経験も、今の活動に大きく影響していると強く感じます。
      そして先生も相変わらずお元気に、お忙しそうなご様子で嬉しいです。
      演奏会もまたご案内させて頂きますので、ご都合の良い機会がありましたら、ぜひよろしくお願い致します。

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