ペットボトル・エクササイズ!?

今日は私が最近取り入れている練習法をご紹介致します!!

その名も「ペットボトル・エクササイズ!」

さてこれが何かと申しますと、ただ頭の上にペットボトルを乗せて普段通りの練習をするという、とてもシンプルな練習法です。

先日ボーッとテレビを見ていたら、競泳メダリストの入江陵介選手の特集をやっていて、なんと入江選手は圧倒的な体幹と左右対称の美しいストロークを手に入れるために、普段から「おでこにペットボトルを乗せて背泳ぎ」をするという練習法を取り入れているというのです。

その様子がこちら!

https://www.youtube.com/watch?v=HN0YYWeZH44

この映像を見た時に「うわ!すごい!!」と衝撃を受けると同時に、「これはオーボエの練習にも役立つような…」と思い、真似させて頂いているという訳なのです。

こちらは本当はあまり公開したくない1年前の私の写真です:

 

私は(特にあまり調子が良くない時は)頭が前に出る癖があり、これまでも度々、この写真のようにみっともない自分の演奏姿を見て、残念な気持ちになった事がありました…^^;

頭が前に出ると、見た目がカッコ悪いというだけではなく、途中で折れ曲がったホースのように、息の通りがスムーズでなくなってしまうのです。

今回は、そんな悪い癖を克服すべく、入江選手の知恵をお借りすることにしました!

その様子がこちら!(こちらも完全に部屋着でお恥ずかしいですが…)

最初はペットボトルを落とさないように乗せているだけでも難しかったのですが、慣れてくると色々なことに気が付いてくるのです。

やはりちゃんと気道が確保されているからか、音は大きく出るし、無駄なところに力を入れている余裕がないから、演奏に必要なところだけを意識する事ができて、音を外すことも少ないし、音程もより安定しているではありませんか…!

これはきっとオーボエ奏者に限らず、楽器を演奏する方々、歌を歌う方々にも有益な練習法なのでは!?

もちろん、この状態で本番みなさまの前で演奏するわけにはいきませんが(笑)、これをちゃんと習得できたら、なんだか新しい世界が見えてくる気がしてなりません。

東京オリンピックも日に日に近づいて来て、色んな意見が飛び交っていますが、大会の開催の可否とは関係なく、私は普段から自分の限界(そして人類の限界)に挑戦して、新しい記録を出すために常日頃から努力し続けているアスリートの方々に心から敬意を表したいと思います。

Lesson

オーボエ奏者 荒井豪 レッスン
お子さまから音楽大学入学を目指す方、大人の趣味として始められる方まで、年齢やレベルを問わず生徒さんを募集しています。
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