＠調布国際音楽祭2020

皆さま、お変わりなくお元気でお過ごしでしょうか？
緊急事態宣言も解除され、世の中は少しずつ以前の生活に戻って来ている様子ですが、私たち音楽家の日常は自粛期間と変わらず、なかなか皆さんの前で演奏する機会も作れず、少しウズウズしています。

そんなちょっと退屈な日々を解消すべく、明日（6月14日）から『＠調布国際音楽祭2020』がオンライン上で開催されます！

調布国際音楽祭は2013年から毎年調布で行われている音楽祭ですが、8年目の今年は残念ながら新型コロナの影響で全公演がキャンセルされてしまいました。そこで今年は「＠調布国際音楽祭2020」という名前に変更し、なんと史上初、オンラインで開催してしまおうという事になり、私も１公演だけ参加させて頂くことになっています。

生の演奏ではなく、オンラインということですが、その良いところもたくさんあり、例えば世界中の多忙な人気演奏家の演奏を、今までよりもずっと身近に、何より「自宅」で楽しめてしまいます！

私は音楽祭のフィナーレを飾るバッハ・コレギウム・ジャパンの公演、【世界初！オリジナル楽器で奏でる音楽家100人が参加したオンライン合奏】に参加させて頂きます。

お馴染み、ベートーヴェンの交響曲第9番の第４楽章をノーカットで、世界初、古楽器でリモート演奏でお届けするという企画です！
世界中の仲間たちがそれぞれ自分のパートを収録し、総勢約100人の演奏がオンライン上で合奏する…こんな時代が来るなんてきっとベートーヴェンは想像もしていなかったでしょう！

自宅の即席スタジオでの録音・録画はこんな感じでした。