BCB 05.01.20142014年が始まってさっそく2つ本番を終えた。
ひとつは新年早々に行われたブレーメンの教会での演奏会。バッハ・コレギウム・ブレーメンという団体の演奏会に出演させて頂いた。(日本で聞き覚えのある名前に似ているが・・・)プログラムはバッハのクリスマスオラトリオの第5部とカンタータ41番がメインで、私の出番はカンタータのみ。
これらの曲は詳しい日にちこそ違うものの、2つとも「新年用」に作曲された曲。バッハが生きていた時に同じような新年の明るい気持ちで演奏されていたと思うと、やはりなんだか嬉しくなる。

もうひとつの本番は大学のプロジェクト。昨日までの一週間はプロジェクト週間として「ハイドン」について勉強した。ハイドンは音楽史上でモーツァルトやベートーヴェンと同じ「古典時代」に生きていた作曲家で、楽器も「クラシカル楽器」とバロック時代から少し発展した楽器が使われていた。オーボエで言うと「クラシカルオーボエ」といって、管が少し細くなり高い音が出やすい設計になっている。全体のピッチもバロック時代によく使われるA=415に対して、クラシカルはA=430とずいぶん高くなっている。そのような楽器で、実際にハイドンの曲を演奏することはとても面白いし、勉強になる。
例えばモダンオーケストラのオーディションでは必ずと言っていいほど課題曲にされる「モーツァルト:オーボエ協奏曲」をこのクラシカルオーボエで吹いてみると、信じられないほど今まで感じていた音楽とは違う演奏になる。アーティキュレーションや装飾など、この楽器で吹くと一番自然な演奏がすぐに分かる。

私の夢:ピリオドオーボエ奏者(各時代の音楽を各時代のオーボエで演奏する)というのも間違っていないと実感できた一週間だった。