BCJ Europe Grand Tour 2022

皆さまお久しぶりです。気まぐれにブログを続けているつもりですが、気がつけばまだ今年3回目の更新…!!自分でも驚いてしまいましたが、なかなか更新できないのも、普段の日常がそれほど充実したもので、元気に過ごしている…ということとご理解頂けたら嬉しいです😆

 

さて、先日バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)のヨーロッパツアーに参加させて頂きました!

 

2020年3月にコロナウィルスの影響で中断を余儀無くされたBCJのヨーロッパツアー、今回はいわば2年半ぶりの「リベンジ」ツアーと言えるものでした。

 

前回中断されたツアーは大変ハラハラさせられるもので、当時は「次の公演はできるのか、否か!?」ということを毎朝知らされるような日々でした。店やレストランは次々と閉まり、人通りも次第に少なくなって行き、気がつくと街の光はほぼ消えている…そのような「普通」ではない恐ろしさを感じたのを鮮明に覚えています。

あれから2年半、ようやくほぼ制限なく自由に渡航もできるようになり、再びツアーができる日が来たわけですが、コロナが完全に収束したとは未だ言えず、また空港などはコロナの影響でカオスな状況という話も聞いていましたし、それに加えウクライナの最悪な情勢を考えると、やはり「不安」無しには旅立てない、そんな気持ちで今回のツアーが始まりました。

 

今回の行き先は以下の通り:

ヴロツワフ(ポーランド)→ケルン(ドイツ)→ウィーン(オーストリア)→ドュッセルドルフ(ドイツ)→ローザンヌ(スイス)→パリ(フランス)→アントワープ(ベルギー)→マドリード(スペイン)→デン・ハーグ(オランダ)

以上の8カ国、計9公演を20日間でやり遂げるというものでした。

 

プログラムは以下の2プログラム:

Aプログラム
J. S. バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV 232

Bプログラム
J. S. バッハ:管弦楽組曲 第4番 BWV 1069、教会カンタータ BWV 94、102、110

 

今回はロシアの上空を飛べないとのこともあり、中東ドバイ経由でヴロツワフ入りしました。日本の家からホテルに着くまで、おおよそ30時間の長旅…久しぶりのロングフライトはなかなか堪えるものでした!

しかし着いてしまえば、翌日からはヨーロッパの澄んだ空気の中、バッハの美しい音楽に浸り、また2年半ぶりに世界中から集まる「BCJファミリー」との演奏を楽しむ日々でした。もちろん各地での観光や美食の旅も忘れずに!😉

すべての思い出を紹介しているとブログが大変な長さになってしまうので、ここからは写真からその空気を感じ取って頂きましょう。

 

⬆️ブロツワフの美しい街並み

 

⬆️オーボエセクションと鈴木雅明氏

 

⬆️前回のツアーが中断された、懐かしのケルンフィルハーモニー

 

⬆️ひさしぶりのシュヴァイン・ハクセ!!🍖

 

⬆️ウィーン・コンツェルトハウス。内装のみならず格式高く、豪華な響きでした!

 

⬆️もちろん観光も抜かりなく。

 

⬆️オーボエ奏者3人で。最高のセクションでした!

 

⬆️ドュッセルドルフの熱狂的なスタンディングオベーション。満足げなカメラ目線ですね…😆(©Tonhalle Düsseldorf / Facebookより)

 

⬆️スイス・ローザンヌの美しさ。ホテルからはルマン湖が見えました。

 

⬆️マドリードでは当たり前の光景…!

 

⬆️デン・ハーグでは長年ヨーロッパの一流団体でご活躍されているヒストリカルオーボエのレジェンド、北里孝浩さんのご自宅にお招き頂きました。オーボエ談議に花が咲きます。

 

⬆️デン・ハーグでの最後の公演を無事に終えて、みんなこの表情です!(©BCJ Facebookより)

 

ご覧の通り、すべての公演を大きなトラブルなく、無事に終えることができたことに大きな喜びを感じています。

現在ヨーロッパではほぼマスク着用の義務がなく(不安は拭いきれないものの)、雰囲気だけでもコロナ以前の日常に戻ったかのような錯覚さえありました。これから先、この錯覚が現実となる日が待ち遠しいですね。

Lesson

オーボエ奏者 荒井豪 レッスン
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BCJ Europe Grand Tour 2022” に対して2件のコメントがあります。

  1. 鈴木夏美「 より:

    豪君
     ツアーご成功おめでとう!素晴らしい写真を楽しみました。音が聞こえてきそうです。懐かしいウィーンの公園も(すぐそばの1区に1週間滞在したの)。
    シュヴァイン・ハクセってどんな料理ですか?

    1. 荒井豪 より:

      夏美先生
      コメントありがとうございます!この時期のヨーロッパはまだ寒すぎず、とても気候が良くて、久々の滞在には最適でした。
      シュヴァイン・ハクセというのは、僕が一番好きなドイツ料理で、豚のスネ肉をじっくりとグリルで焼き上げ、外はカリッカリ・中はジューシーな、ビールが進んで仕方ないお肉です。なかなか1人では食べきれません。

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