29-10-2016-in-oita前回ブログを投稿したのがいつだったか、忘れてしまうくらい時間が経ってしまいました。見返してみると5月末…5ヶ月以上のブランクがありますが、この期間の中でも色々な経験をしました。前回、香港からブログを更新しましたが、その直後に喘息を患ってしまい、今は完治したもののそれがとても長引きました。管楽器奏者にとって「息が自由にコントロールができない」というのは、弦楽器奏者にとって「右腕がうまく動かない」のと同じ事です。その期間でも迫ってくるステージはプロとしてこなさなくてはならない…そんな経験の中から、我ながらメンタル的にもひと周り成長した気がします。

完治して身も心も元気になった今、九州よりブログを書いています!

今年の5月からほぼ1か月に一度帰国していますが、今回は大分で1公演・福岡でマタイ受難曲を2公演、そしてBCJのロ短調ミサのプロジェクトで東京・埼玉・札幌で1公演ずつと飛び回っております。
明日から福岡での演奏会のためのリハーサルが始まりますが、今回は大分での演奏会のお話しを。

大分ではブレーメン時代に共に勉強した友人のフルート奏者・永野伶実さんとの室内楽コンサートでイタリア・フランス・ドイツ・イギリスなど様々なスタイルのバロック音楽(そしてトラヴェルソ・フルートの頭部管ための日本の現代音楽!)を演奏しました。

今回はバロック時代におけるオーボエのキャラクターや音色などを味わって頂くために、バロックオーボエ、オーボエ・ダモーレ、オーボエ・ダカッチャと3種のオーボエを使用。大分ではあまり古楽器による演奏を聴く機会がないようで、珍しいということもありとても楽しんで頂けたように感じました。(特にオーボエ・ダカッチャについては大分初!?)
会場の教会はとても天井も高く良く響いてくれて、大変心地よく演奏できました。やはり古楽器を聴いていただくにはある程度の響きは必須だと感じました。

終演後にはたくさんの方からお声かけを頂き(中には大分を中心に活躍されているオーボエ奏者の方々も!)、皆さん古楽器についてとても好感触なご様子でした。このようにまだあまり誰にもなされていない事を広めるという活動にはとても魅力を感じます。
特に今回の企画を立ち上げ、様々なメディアを通してお客様に興味を持って頂くきっかけを作ってくれた永野伶実さんは、大分と京都を中心に活躍されていますが、その精力的な活動ぶりには本当に刺激されます。そんな仲間とこれからもたくさん演奏活動をしていきます!

そして、大分では毎日素晴らしい温泉に浸かり、美しい料理に舌鼓。昨日からは一週間の福岡滞在が始まっていますが、九州の魅力に引き込まれております!