DSCN2525DSCN2542ベルリン古楽アカデミーのツアー先からのブログ。フランクフルト、アムステルダム、ニュルンベルク、ミュンヘンと演奏会を終えて、今日は一日OFFということでニュルンベルクから電車で1時間ほど離れた所にあるホテルでまったりと過ごしている。夜はニュルンベルクのクリスマスマーケットでも遊びに行こうかと企んでいる。

さて全8回の演奏会のうち半分が終わったが、毎回の演奏会、いや毎日とても刺激のある生活を送っている。毎回「J.S.バッハ:クリスマスオラトリオ」を演奏するわけだが、毎回違った趣やニュアンス、テンションが味わえたり、一流オーケストラの団員と話をしているだけでもものすごく勉強になる。
特に印象に残った演奏会はやはりアムステルダム。小さいころから夢見てたホール「アムステルダム・コンセルトヘボウ」で演奏できる喜びは本当に大きかった。実際に舞台に立ってみると、ホールのキャパシティーは想像していたよりもはるかに小さかった。しかし音を出してみるとその音響に驚いた。一言で言うと「上品」。オーケストラ全体の音が、まるで絹のような響きになって聞こえてくる。昔から好きだったロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団がこのホールを本拠地とするからあのような上品な響きが生まれるのだと納得できた。
そして興味深かったのは観客の反応。演奏後は皆スタンディングオベーションで演奏にとても満足してくれている様子だった(アメリカで演奏した時も同じような雰囲気だったのを思い出す)。ドイツ国内では割と落ち着きのある拍手を聞くことが多いが、オランダとドイツの違いをひとつ発見できた。団員から聞くところ、オランダでは本当に満足した時にスタンディングオベーションで敬意を示すことが多いそうだ。

写真はそのアムステルダム・コンセルトヘボウと昨日のミュンヘン・プリンツレーゲンテン劇場でのワンショット。尊敬する師匠が撮ってくれた。