DSCN1862ベルリン古楽アカデミーのアメリカツアーが無事に終わり、素晴らしい時間の余韻に浸りつつも、ブレーメンの自宅に帰った翌日からあるオーケストラのマタイ受難曲プロジェクトに参加するためにオランダのユトレヒトに5日間滞在していた。 今回のプロジェクトはバッハの名作、マタイ受難曲を本来ならソリスト+大合唱+2オーケストラという編成でやるものを10人の歌手+2オーケストラというコンパクトな編成で演奏するというもの。しかも指揮者を置かないでアンサンブルのみでチャレンジした。 全部で3回本番があったが、先日無事に最後の演奏会を終えることができた。しかし、今回の本番は正直苦い思いをした。初めてのオーケストラ、初めてのオランダでの本番ということもあり気を引き締めてプロジェクトに臨んだつもりだったが、長期間のアメリカツアーの疲れと時差ボケが想像以上に演奏に影響してしまった。3回の本番で段々良くなってきたものの、プロとしてはまだまだ対応しきれていないことを実感。このようなスケジュールの中でも最大限のパフォーマンスをできなくてはいけないと身をもって勉強させられた。
写真は私の位置から見るオーケストラの様子。

この週末はハノーファーでメンデルスゾーンのオラトリオ「エリアス」の本番。今回はクラシカルオーボエでの出演で、今日もこれから本番。普段はあまり見ないクラシカルの時代(モーツァルトやベートーヴェン)のクラリネットやホルン、トロンボーンなども一緒に演奏し、とても楽しい本番になりそうだ。