DSCN1226日本人にとってドイツで最も贅沢な食べ物、それは「日本食」である。

その中でも日本人の心を癒してくれるのが「お茶漬け」。これはドイツではなかなかお目にかかれない立派な日本食である。私は幸運なことに以前実家から送ってもらった「梅干し・緑茶・のり・お茶漬けのもと」などがすべて揃っているのでいるのでいつでもお茶漬けが食べられる。
もちろんお茶漬けのもとを使えば即席で美味しいお茶漬けが作れるのだが、私は日本にいた時から真っ白のごはんに紀州梅、そしてお気に入りの緑茶をかけるだけというシンプルで淡白なお茶漬けを好んでいたのでそれを作ってみる。さすがにシンプルすぎるので塩をふりかけ、のりを散らしてみた。
お米のうまみ、梅の甘味、のりの香りなどが繊細に感じ取れる。脂ぎっていてしょっぱいドイツ料理とはかけ離れた日本の美学である。

とは言っても実は最近ドイツでも日本食がブームになっている。中でも注目されているのは「豆腐」。大味が好きなドイツ人にあの絹のような甘味が感じ取れるのかは分からないが、とにかく「健康に良い」というのがここドイツではキーワードである。
その他にも緑茶が大ブーム。町の紅茶屋さんにも堂々と「玉露」まで並んでいる。

「日本食が健康に良い」というのはどうやら世界共通認識。でも私たち日本人は健康を意識するがために豆腐を食べるのか?お米を食べるのか?納豆を食べるのか?
すべて「美味しいから」食べるのである。日本人はその美味しさに確実に気が付いている。その先に「健康」という結果がついてきただけである。ちなみに語学学校のアメリカ人はやはり豆腐よりハンバーガーだと言っていた!
「Sushi」ももちろん大人気だがあれは「寿司」ではない。ぜひ日本の「寿司」を食べてほしい。
私は味の美学としてのクオリティーが非常に高い日本料理を大切にしたい。