Servus, München!!
先週で夏学期も無事に終わり、長い夏休みに突入した。ブレーメンの友人たちは続々と日本に帰国しているが、私はこの夏に帰る予定はないので、たくさんある時間を利用して普段なかなか行けない遠いところに行ってみようと計画している。先週末はその第一弾として、ミュンヘンに遊びに行った。ブレーメンとミュンヘンは真北と真南に位置する。電車代を安く済ませるために行きは夜行電車で29€、帰りは航空会社の特典でもらったタダ券を使って往復約16時間の列車の旅。
日本からクラリネットの同級生が受験のためにドイツに来ているという事もあって、ミュンヘンで勉強するファゴットの同級生の元へ集まった。3人は大学時代にアンサンブルを組み、演奏会を行った特別なメンバー。3人でドイツの地にいる事がどこか誇らしい。
今回の観光は美術館や博物館ではなく、「ミュンヘンの自然を堪能」というテーマ。2日間の滞在のうち一日目はアンマー湖という湖に出かけた。ミュンヘン中心地から電車で約30分強。賑やかな中心地とは空気が違い、落ち着いた静かな田舎町に青く透き通った湖が一面に広がっていた。ゆったりと昼からバイエルン名物のビールを堪能し、食事の後は青空の元、足こぎボートでひと汗かいた。湖畔で撮った一枚。
二日目はガルミッシュ・パルテンキルヒェというドイツ最高峰のアルプスに行った。ここでも素晴らしい大自然が私たちを出迎えてくれ、私たちは渓谷の美しさや力強さを堪能した。ここでは以前、冬季オリンピックも開催されたこともあり、スキーのジャンプ台も見学することができた。幼いころに行った長野オリンピックで使用されたジャンプ台を思い出しながらも、その大きさに圧倒。
そして美しい川をたどっていくと渓谷にたどり着く。見渡す限り生い茂る木々、力強く流れる水、このような自然ほど生命を意識できる場所はない。
そして渓谷を抜けると不思議な光景を目の当たりにした。河原にびっしりと積まれる石…いったい何がこのような光景を作ったのか分からないが、不気味でもあり圧巻でもあった。日本では縁起の悪い事だが、ドイツではどのような意味があるのだろう。どなたかご存じだったら教えてください。
Lesson
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